五月にしろかきをした田んぼを見に行くと、おたまじゃくしを発見!
ばら組で三匹お世話をすることにしました!
↓お世話し始めて二週間くらい経ったおたまじゃくし
初めはあまり興味のなかった印象でしたが、
毎日大きくなっていくおたまじゃくしを観察したり、
田んぼの水を汲んで、水替えをしたり
図鑑を見て、どの種類のカエルのおたまじゃくしか考える子が増えてきました!
特に男の子は毎日登園すると朝いちばんに様子を見に行ったり、
「おたまじゃくしのエサはもうあげた!?」と気にかけていました(*^_^*)
ある朝足が生え…数日たち、今日の朝。
まだ手は生えていませんでした。しかし、一時間後また様子を見に行くと、
一匹だけさっきまで生えていなかった手が生えていました!
「え~!さっきまで手なかったのにー!!」とびっくり!
午後になり、二匹目の手も生えていました!
そこで子ども達と緊急会議を開催しました。
内容は『逃がすか、このまま飼うか』について。
子ども達には、手が生えた後は陸に上がり、生きた虫を食べる習性がある事
明日からの休みの間に死んでしまうかもしれない事
おたまじゃくしがこれからどんなふうに大きくなるかもう少し見たいと思うこと
でも先生としては、田んぼに居る仲間と遊んでほしいと思っていること
色々な意見が上がりました。
「虫を捕まえて来て、カエルのまま飼う」
「しっぽがなくなるのを見たい」
「月曜日になったら逃がす」
「お休みの間にカエルが死んだらいやだ」
「仲間と遊べるように田んぼにかえす」
などなど…
皆で考え、仲間と一緒に遊べるように田んぼにかえすことに決まりました!
そして最後にみんなで、捕まえてきた田んぼに行き、お別れをしてきました。
最後は先生の手の上から、田んぼにジャンプしたカエルくん。
「ジャンプした!」とみんな驚き(^O^)
田んぼにたくさんいるおたまじゃくしやカエルと一緒に
泳いで行くカエルを見て、お別れを悲しんでいた子も
「お友だちの所に行ったね」と喜んでいました♪
最後にみんなで「バイバイ!大きくなってねー!!」と
お別れをしましたよ。
野生の生き物を育てていく中で、お世話をする大変さや
大きくなる過程を知ったり、嬉しい気持ちやお別れなど
たくさんの良い経験する事ができました!
お世話したカエルさんに、園庭あそびの時にまた会えたら嬉しいね♪